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フケ

フケには2通りのタイプがあります

毎朝シャンプーをしているのに、黒や濃い色の服を着ると、肩先にフケが目立つというのは、外見 的にも衛生的にも、あまり好まれません。

フケの正体は、頭皮を覆う重曹扁平上皮が剥がれ落ちたものです。この重曹扁平上皮は、人間なら必ずあるわけですから、誰もフケから逃れることはできません。

人間のフケには、大きく分けて2つの種類があります。ひとつは乾燥型で、このタイプのフケは、頭皮の洗いすぎなどによって皮脂量が足りなくなり、乾燥した皮膚がはがれやすくなった場合に起きます。これに対するのが脂漏型で、こちらは頭皮にべっとりつくフケがでます。後者は男性に多いタイプです。

癜風(でんぷう)菌が多量のフケを生み出す?

フケの原因のひとつに「癜風(でんぷう)菌」と呼ばれる、表皮に付くカビの一種があります。

これは常在菌で、頭皮の皮脂腺から出てくる皮脂が栄養源。誰もが持っていますから、異常なことではありません。ところが皮脂が多いと癜風菌が異常に発生します。頭皮の皮脂が大量に分泌されるということは癜風菌も増え、頭皮の皮脂を必要以上に分解していくことになります。

つまり、頭皮の角質の新陳代謝がとても早くなってしまうのです。新陳代謝のサイクルが早くなるということは、古い角質がどんどん剥がれ落ちることになります。これが多量のフケの原因になってしまうのです。この癜風菌は、皮膚疾患のひとつである脂漏性皮膚炎の原因とも考えられています。

フケ症が改善されない場合は、皮膚疾患の可能性も

乾燥タイプの場合、必要以上に頭皮の潤いを奪い取っている可能性があります。

自分の皮脂量に合ったシャンプーを選び、保湿効果のあるリンスやヘアパックを併用すると効果的です。とはいえ、洗髪時にゴシゴシ擦って頭皮を傷つけているので、あれば本末転倒です。スカルプケアを見直しても、フケが改善がないようであれば、何らかの皮膚疾患が考えられます。

そのひとつが「脂漏性皮膚炎」です。症状としては皮膚が赤くなり、はがれ落ちた角化層が頭部でフケとなります。また乾癬(かんせん)の可能性も疑ってみましょう。この皮膚疾患は原因不明で、皮膚の炎症と角化が進む皮膚病です。「フケが止まらない」「痒みがひどい」と感じたときは、単なるフケ症と思い込まずに病院へ行くことも頭皮や髪のためには必要です。

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